まずは小学校入学、おめでとう!
これから君たちには、輝かしく楽しい小学校生活が待ってるぞ!
友達も出来るし、
給食も美味しいし、
運動会や、
修学旅行、
嬉し恥ずかし授業参観、
それら全てがきっと、君の一緒の思い出になるだろう!
楽しんでいけ!!
ただな?たったひとつの出来事が、君の思い出を黒く塗りつぶすかもしれないんだ。
今は何を言ってるかわからないと思うけどな。
でもゲコブログ先輩をはじめ、多くの先輩方はきっとその光景を目にしたことがあるだろうし、もしかしたら当事者になってしまった人もいる筈なんだ。
そう
「う○こマン問題」だ
・成長しきっていない純粋さは時に残酷だ

僕も君たちも人間だからさ?
う○こするじゃん?
でもな小学生のうちは、「う○こする」という事を「恥ずかしい事」、果ては「悪い事」として捉えがちなんだ。
どうしてなのか?
それは、心がまだ未成熟だからだ。
心が未成熟、と言うことは何も悪いことではない。むしろそれはしょうがないんだ。
何せ君たちは小学生だから。
これからどんどん心が成長していく。でも今は「まだ」なんだ。
こんな上から目線で語ってるゲコブログも、君たちと同じ年齢の時は心が未成熟だった。
君の周りにいる大人達はみんな、同じ道を通ってるんだ。
だから何も悪いことじゃない。
でもな、その心の未成熟さは、時に残酷なんだ。
わかるか?
つまりはな、
う○こしに行くとこ見られたら、君は「う○こマン」という不名誉なあだ名をつけられる可能性があるんだ。
ひでーよなぁ!!!!
・小学生にとって「う○こ」は命懸け

最悪だよホント。
なんでトイレしただけでそんなクソみたいなあだ名つけられなきゃなんねーんだよ!
う○こだけに。
もうね、小学生のトイレ事情はほんとにしんどいぞ?
君たちはこれから、このクソみたいな問題に立ち向かっていかなければいけないんだ。
不安になったか?
恐怖におののいたか?
でもな、これが「小学生の真実」なんだ。
お父さんお母さんに聞いてごらん?
この真実はな、人類共通なんだ!!
心してかかれ!!
・う○こに散っていったゲコブログの友達の話をしよう

ゲコブログが小学校1年の時の話だ。
うちのクラスにいた、1人の男子。仮に名前を「K君」としよう。
K君はお調子者で、騒がしくてよく先生に怒られるタイプの少年だった。
彼は本当にお調子者だったので、ある男子が大トイレに入った所を見かけた時、
例に漏れず「やーいwwwう○こマーンwww みんなー!!こいつう○こしてるー!!!」と騒ぎ立てたのだ。
ひでぇと思っただろ。なんて奴だと思っただろ。
でもな、これはもうしょうがないのだ。何せ心が未成熟だから。
どうしても相手の気持ちを考えられない部分がある。それはもう本当にしょうがないんだ。
…
……
………
う○こマンが誕生した後のクラス雰囲気は、最悪だ。
1人が「う○こマン」になってしまうと、クラス全体が「自分はう○こマン」になるもんかと殺伐とした空気になる。
そりゃもう、う○こしたら死ぬ、みたいな空気感だ。
そして「う○こマン」となってしまった友達は1週間経っても「う○こマン」だった。
そんな中、ある日の国語の授業中。
まだ「う○こマン」が誕生してからまもない頃、
お調子者のK君の様子がおかしかった。
そわそわしているというか、
落ち着きがない。
よくよく見ると、脂汗をかいているようにも見える。
頭の良いゲコブログは、その時気づいてしまった。
ゲコブログ「あぁ、K君。う○こ… だね…?」
そう、彼は催してしまったのだ。
大人からすれば、「いや、トイレ行ったらええやん」となるが、小学生となればそうもいかない。
そう、今トイレに行ったら自分が「う○こマン」となってしまうからだ。
ましてやそれがK君だったなら、
1人の男子を自らの手で「う○こマン」にしてしまった張本人とくれば、
意地でもう○こマンになってたまるものか、という心境だろう。
ゲコブログも当時は心が未熟だったのでピンチに陥ったK君を救う上手い方法など思い浮かぶ筈もなく、
ただ、その様子を見守るしかなかった。
授業も聞かず、ただただK君を見守るゲコブログ。
しかし10分程経った頃だろうか。
—ついにその時は、訪れる—
K君の様子が一変した。
そわそわどころじゃない程体をガタガタさせ、なんなら白目剥く程に便意と戦っていたK君がついに、
限界突破したのだ。
来たのだ。約束の時が。
ガフの扉が開かれる。
ガタっと立ち上がる少年K
K君「せ、せせせ先生!!!ちょっとトイレnああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!(自主規制)」
…その時の光景は、あまりにも壮絶で、あまり思い出したくない。
が、
あらゆる苦悩と罪から解放されたK君の表情は、
泣きそうであったが、どこか安堵したような、そんな表情だった。
Fin
・う○こを「からかう側」になるな8

その後のK君の扱いは酷いもんだった。
なにせ人のことを散々「う○こマン」とバカにしていた本人が「う○こマン」になってしまったのだから。
それも最悪の形で、だ。
皮肉なものだ。
これを笑い話として捉えてもいい。
しかし、もしもこの記事を読んだ小学生諸君に伝えたいのは、「自分が名付け親になるな」と言うことだ。
う○こネタは悲惨な結果を産む。
う○こは他人を傷つけるし、時には自らを傷つける諸刃の剣でもある。
絶対だぞ。
約束だぞ。
・小学生におすすめのう○こ対策

とはいえ、だ。
この「う○こマン」問題はなかなか解決できるものでもない。
なにせ小学生の通過儀礼だからだ。
かといって何もしなければ、いつか君を「う○こ」が傷つけるだろう。
だからゲコブログが小学生に向けて「う○こ対策」を紹介していく。
心して聞くのだ。
①教室から離れた「う○こスポット」を探す
つまりは、教室から離れたトイレを探すんだ。
僕が通っていた小学校は、教室から離れたトイレは基本的に利用者が非常に少ないので、絶好のう○こスポットだった。
まずは人目につかず、落ち着ける場所を探すんだ。
ただデメリットとしては、授業の合間の10分休憩に利用する場合は時間に追われてしまう、と言うことだ。
それでも廊下は走ってはいけない。
校則だからな。
わかったな。
②朝、学校行く前にしっかりトイレ行っとこう
余裕を持って早起きをし、しっかりトイレを済ませてから学校に行こう。
これだけでも一日の余裕感が全然違うぞ!
早起きの習慣はホント大事だ。
③少しでも催したら、我慢せずにトイレに行く習慣を身につけよう
いいか?
「まだいける…!俺の尻はまだいける…!」
そう思いながら我慢することは本当におすすめしない。
君の尻はまだ未発達。
尻の筋肉が出来上がっていないから、君が思うほど我慢できないんだ。
なにせ、大人になっても自分が想像するよりも尻は強くない。
いける…!まだいける…!
そう思った時には、もういけない。
自分の尻を過大評価するな。
常に自分の尻を疑っていけ。
・最後に
小学生のうちから自分の尻としっかり向き合い、尻への理解を深めること。
それは今後君たちが大人になった後で必ず役に立つ。
なにせ大人になった後でも、う○こで失敗する人は少なくないのだ。
いいか?
君の周りのイケメンはな、
常にこういう努力をしているからこそ、くだらない失敗をしないんだ。
だからかっこいいんだ。
イケメン程、自分の尻に理解を持っている。
それではこの辺で。
君たちの小学校生活に
幸あらんことを
まず小学生がこのブログ読んでないって話なんだが!!!!!
誰に向けた記事なんだよ!!!
バカがよ!!!
おわり!
コメント
こんにちは。とっても大切なお話ですよ。こんな大切な話こそ校長先生が入学式で話すべきです。うちの子の学校はあまり気にせずにうんこに行っている様子です。
気にせずできる環境が、いまのにほんには必要ですね!