身の回りを必要最低限にしながら人生を豊かに送るためのライフスタイル…
その名も
ミニマリスト
この記事は
ミニマリストに憧れ、そして挫折したしょうもない男の記録である
•ミニマリストに憧れて候
かつてゲコブログの家は私物で溢れかえっていた
気付いたらそりゃもう手に負えないほどに
あまりにも手に負えなければ整理する気も起きないってもんだ。
しかしこのゴチャゴチャした現状に、着実にストレスを溜め込んでいったのである。
•そんな時に目にしたミニマリストという生き方
第一印象は、「やりすぎじゃね?」って感じ。
はー??そんなに物減らすー??
不便すぎねー???って。
なんならもう意地張りすぎて自暴自棄になってんじゃね?って考えてました。
あと持ち物大体白い(偏見)。そして無印良品使いがち。
しかしそれが、当時のぼくには、超スタイリッシュに見えたのだ!
かっこE!!!
ずっりーよなァ!!あいつら物持ってないだけでカッコよく見えるんだもんなァ!!
物持ちすぎてごちゃごちゃしてると鬱陶しいしなんなら片付けできなければだらし無くてカッコよくないのに、あいつらマジでずりーよなァ!!
しかしミニマリストに羨望の眼差しを向けるゲコブログ。
その瞳はまるで仮面ライダーに憧れる少年の様(成人済)
ーー我、ミニマリストに目覚めたりーー
•調べてみると、「とりあえず捨てよう!」みたいな記事が多かった
今思えば、なんでもかんでも捨てればいいという物でもなかったけど、当初目にした記事は、とにかく不要な物は捨てましょうという記事ばかり。
いわゆるミニマリズムというのは単純に物を捨てましょうという物でもないのですが、単純なゲコブログはそれに従ってひたすら物を捨てまくった。
やる気の出なかったあの頃とは違う!
そう、なぜならぼくは
ミニマリストになるからだ!!!
結果的に8割の物を捨てることに成功した。
…
……
………
晴れやかな気分だった。
まるで元旦のひんやりした空気の中、顔を洗ってさっぱりした所で朝の日の出を眺めているような、そんな爽快感が確かにあったのだ。
圧倒的達成感。
「物」にとらわれていたゲコブログの精神は浄化され、それはまるで天使のような、全ての人間の悪事を許してしまいそうな笑顔をしていたのだ。
しかしぼくのミニマリズムはこれで達成され、
本当の意味でのミニマリストになれることはなかった。
これがいわゆるにわかってやつだ。
•物を捨てることは、「目的」ではなく「手段」だった

だーまされたが!!!
捨てることがミニマリズムではなく、あくまで手段であるということだそうです。
「必要最低限の物で人生を豊かにする」事が大事なので、選ぶ物ひとつひとつに妥協せず、納得できる物を側に置く。
そうする事で結果的に無駄な物が減っているという寸法だ(ただし実際物を減らすと言うことは念頭に置いておかないと物のかずは減らない)
…
……
………
で、ゲコブログである。
余計なものは捨てられたが、残ったものは果たして自分の人生を豊かにできる物なのか?
答えはNOだった
普段から余計な買い物ばかりしてるぼくに残ったものは、やっぱり余計な物や妥協品ばかりでした。
結局、なんだかんだで捨ててもいい物ばかりが残ってたわけですね。
そんなこんなで、本当のミニマリストになることはゲコブログにはできなかったのでした。
•しかし得られた物は確かにあった
正しい形でミニマリストにはなれなかったが、この経験で得られたものは確かにあった!
①無駄な買い物が減った
そもそもゴチャゴチャと物を持ちたくないというのが原動力だったので、何かを購入する際は本当にそれが自分にとって必要な物なのかをよく調べ、よく考えてから購入するかしないかを判断できるようになりました。
いわゆる「安物買いの銭失い」が減ったっすね!
ただし「良い物」を買おうとすると、必然的にその商品価値や価格は上がっていくので、ミニマリストは物が少ないからといってお金が貯まる訳ではないということを理解しました。くそが!
②物を捨てることに抵抗がなくなった
利用目的が被っているを購入する際、それまで使っていた物を捨てることに抵抗がなくなりました。
前述したように何かを買うときはもの凄く商品について調べるようになったのでそれまで持っていたものより確実に良い物を手に入れ、それまで持っていたものを手放すことに抵抗がなくなりました。
物を手放すにしても今ではメルカリとかで現金化することも簡単ですしね!
あとは、なんとなく物を捨てる時のルールが出来上がりました。
「3ヶ月触ってない物は捨ててしまう」とかね。
ちなみに「3ヶ月着ていない服」を捨てたら、着るものがなくなりました。
極端すぎる!
③最終的には物を捨てること自体が減ってくる
よく調べ、妥協せず購入した物はやはり長く使えるので、次第に物を捨てること自体減ってきました。
なにを捨てるべきか考える時間がなくなり、お気に入りの物に囲まれ満足感を得られる。
この辺がなんとなく、数あるミニマリズムの一つなんじゃないかと最近思いながら自分を正当化しています。
•やってはいけないことがある!
それは友達や家族に、ミニマリストの在り方を強要してはいけない、ということですね!
これはよくある話のようで、特にミニマリズムを目指し始めた人に多いようです。
人の在り方は人それぞれ。それを他人に強要してはいけないのです。
これはミニマリズムに限ったことではないよね〜
友達なくすからやめよう絶対!
•結局ぼくはミニマリストにはなれませんでした

有名なミニマリストさんを見てみると、
- 服のユニフォーム化
- トラベルバックに入る分だけの持ち物
- テレビ持たない
- 敷布団を持たない
- 冷蔵庫持たない
などなど、既に結婚しているぼくには到底不可能なことも実践していらっしゃいました。
正直言えばまだそういった境地まで進むのも少し憧れもありますが、自分には自分の環境がありますし、自分なりのミニマリズムが確立していればそれでいいかな、という所に落ち着きました。
結果的に、本当の意味でのミニマリストにはなれませんでしたが、得られた物はたくさんあり、大人として成長できた様な気がします。
むしろ本気のミニマリストにならなくてよかった!
なぜかって?
奥様とでかける時、同じ服ばっか着てたらドン引きされるじゃん?
適度にいきますよ適度に。
おわり!
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